産科医療補償制度について

産科医療補償制度は、妊婦の皆さまが安心して産科医療を受けられるように、分娩機関が加入する制度です。この制度に加入している分娩機関でお産をすると、万一の時に補償の対象となります。産科医療補償制度は、民間の損害保険を活用して立ち上げられた新しい制度です。

財団法人日本医療機能評価機構(厚生労働省所管)が運営に当たります。

当院もこの制度に加入しておりますので、対象となる妊婦の皆さまには、妊娠22週までに、「登録証」を交付させていただきます。 また、分娩費にプラスして12,000円の掛金をお支払いいただくことになりますが、掛金12,000円を含む出産育児一時金500,000円が支給されますので、別途ご負担をお願いするものではありませんのでご安心ください。

産科医療補償制度

  • 分娩に関連して発症した脳性麻痺児およびその家族の経済的負担を速やかに補償します。
  • 原因分析によって、将来の脳性麻痺の予防に役立つ情報を提供します。
  • これらにより、紛争の防止・早期解決および産科医療の質の向上を図ります。

補償対象

原則的には出生体重が2,000グラム以上、かつ妊娠33週以上のお産で重度の脳性麻痺となった赤ちゃんが対象になります。妊娠28週以上の場合も補償対象となることがあります。

補償内容

看護・介護のために、準備一時金として600万円が支払われます。
総額2400万円が補償分割金として20年間にわたり支払われます。

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